鈴木鵬生:エコミュージック協賛メンバー

鈴木鵬生

鈴木鵬生

去年、 eco music さんが二度、北海道に来られました。
来訪の理由は「不要になったドラムスティックで何か作りたい」とのことです。
僕の仕事のスタイルは、「これ作って」と一方的に頼まれても、簡単には作らないスタイルです。
でも 、eco music さんは何となく好きにやらせて貰えそうというのと、
ちょっと前(いや、かなり前)まで僕自身もギタリストになりたかった、
というこちらの思いもあり、「やりましょう」と返事をしました。
今やっている事と音楽は全然関係ないように見えますが、
家にいる時は今でも何故か毎日、
Led Zeppelinの"Over the Hills and Far Away"を弾いて、
「2001年宇宙の旅」の一部と、「謎の円盤UFO」のオープニングを観て(聴いて)います。
理由は解りませんが自分を取り戻したような気持ちになります。
かつてはコンサートも色々観ました。
中学一年だったと思いますが初めて観た外タレのRod Stewartの初来日公演は最高に良かったです。
最後に観たPink Floydのコンサートは「何だこれ!」ってぐらい凄かったです。
いま、仕事をしていく上でも、
Led Zeppelinのレコード会社に方向性を縛られない契約方法や、
BostonのTom Schulzが発した「次のアルバムなんか何時でもいい」的な言葉は
意識はしてないですが、影響を受けてます。
ちょっと話しを戻して。
僕は"木"の質感は「野暮ったい」感じがしてそんなに好きではありません。
ステンレスの様にそのまま何もしなくてもエッジが効いてる訳ではないので
ただ眺めていると「でかっポ」「ムサい」って感じに僕には見えちゃいます。
作りながら何日もグルグル眺めてやっぱり「ムサい」って思った物はボツです。
この仕事(?)を始めたきっかけはヨーロッパの木工の先生が、
「金属みたいに木は加工できない」と言われ、「こいつなめとるな」と"カチン"と来たからです。
僕は高校の頃から(中学だったかも知れません)金属加工の仕事をしてましたが、
金属の加工は、そんな一言でかたづけられるほど簡単ではない。
睡魔と闘いながらセラミックのペーパーを延々と手でかけて仕上げるなど"手作り"な作業もいっぱいあります。
なので、僕の作った木工品は"手作り"、"あたたかい"なんて表現はしません。
ただ「普通」にあるもの、です。

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